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合格者の声

PROFILE (写真右から)

  • 4級合格
  • 谷美世子さん
  • 2013年4月より私立幼稚園教諭
  • 4級・3級合格
  • 米本奈津美さん
  • 2013年4月より公立保育園保育士
  • 4級・3級合格
  • 町田夕子さん
  • 2013年4月より私立幼稚園教諭

所属:聖徳大学児童学部児童学科 4年(2013年1月現在)

--皆さん、3年生の時に受験されていますが、そのきっかけを教えてください。

町田
私の場合は、社会人から学生に戻ったこともあり、資格取得も含め、学生のうちにやれることはやっておこうと考えていました。
米本
同じです。 履歴書に書ける要素は必要と思っていましたし。
就職を控えていましたので、履歴書に記入できる資格が欲しい、と考えたのが直接の動機です。

--「美術検定」は一般的には趣味的な検定と考えられることも多いのですが、皆さんの就職にもお役に立てたのでしょうか?

私の場合は、面接で「美術検定」って何ですか、という面接官からの質問に始まり、話が広がりました。
町田
幼稚園や保育園での幼児教育の領域に「表現」「造形」があります。 美術はここにリンクするものなんですね。 ですから、美術の知識がきちんとある、ということは、自分の専門性にも自信がつきますし、子どもたちの創るものに対する見方にも影響すると思います。
米本
保育士を目指しながら、私は絵を描いたり、創ったりすることが苦手で。 美術の知識を学び、作品の見方を知ることで少しはその補完ができたのでは、と思っています。 面接でも「美術検定」について尋ねられました。

--受験のための学習を通じて得たことはありますか?

米本
まず、日常生活のなかに美術がたくさんあることに気付かされました。 学校の近くのファミリーレストランにも「美術検定」に出てくる絵の複製がたくさんあるんですよ。 このレストランはイタリアンだからこの絵、みたいな結び付けが自然にできるようになりました。 以前はただの壁面装飾だとしか思わなかったのですが(笑)。 また、美術館に行くようになりましたね。 実際の作品をみると、本当にたくさんの発見があります。 絵巻物はアニメのように絵が動いているとか……。 知れば楽しくなりますし、美術への興味がどんどんわいてきます。
友だちなど、同世代の人が知らない絵が多いんだなと気付きました。 一緒に絵を見る機会があると、「これは何?」と尋ねられることも増えて。 そうすると、こちらも面白い美術作品がたくさんあることを知らせたいと思うし、知って欲しいと思うようになってきました。 美術の楽しさをどんどんまわりに広げて行きたい、という気持ちは勉強をしたからこそ思えるのかも。
町田
大学の授業では学べない、鑑賞の大切さを知ったことは大きいです。
これは子どもたちにも伝えていきたいし、私が子どもたちの創った作品に接する時にも必要な視点だと思っています。 また、TVの美術番組が前より面白くなりました。 勉強してきた作家や作品がたくさん出てくるんですよね。 これからも、美術の知識をもっと積み重ねて行きたいと思うようになりました。

--皆さんはこの受験経験を今後、仕事でどう活かしていきたいですか?

町田
美術の知識を学んだことで視野が広がりました。 以前は作品そのものだけを見ていたのですが、今は作品と社会背景、展示にも興味が出てきました。 幼稚園で催す子どもたちの作品展示などでもその視点が活かせれば、と思っています。
現場がまだわからないので難しい質問ですが……。 絵の見方を学べたことで、子どもたちの絵の向こう側も見えるようになってきました。 こういった経験が子どもたちの造形活動にも役立てられたら嬉しいです。
米本
学習を通じ、美術領域の広さを知りました。 子どもたちの作品もまた、美術の領域に入るものだと理解できたのです。 固定された目線でなく、柔軟な目線で子どもたちの創作活動や作品を見ていけるよう努めたいと思います。

--本日はありがとうございました。

場所=聖徳大学児童学部 奥村高明教授研究室

取材・文=染谷ヒロコ 「美術検定」ブログ編集