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合格者の声

PROFILE

中村宏美さん(写真左) 美術検定1級取得・アートナビゲーター、ファッションデザイン会社経営
日下真美さん(写真右) 美術検定1級取得・アートナビゲーター、美術館スタッフ

--「美術検定」を受験されたきっかけは何でしょうか。

中村
仕事にも役立つと思い、会社経営のかたわら通信制の大学で芸術学を学び、学芸員の資格も取ったのですが、その頃に読んでいた書籍に掲載されていた広告で「美術検定」を知りました。もともと美術の研究をしようと思っていたのですが、「美術検定」も勉強になるかなと思って受験しました。
日下
美術館で会場案内の仕事をしているのですが、勤務先の美術館に設置してあった「美術検定」のチラシを見て、美術館に勤務していることだし受けてみようかなと思いました。

--「美術検定」を受験されていた当初から、美術館でギャラリーガイドなどのボランティアもされていたのですよね。

中村
「美術検定」で美術館のことを学ぶにつれ、仕事で会社を経営していることもあり、美術館運営に興味が出てきました。美術館でボランティア活動すること、つまり美術館とみる人をつなぐことは、会社の経営とも近いところがあると思い、美術館でのボランティアを始めました。
日下
勤務先とは別の美術館ですが、中村さんとはそこのボランティア活動で知り合いましたね。

--このテレビ番組でのお仕事は、「美術検定」事務局からの紹介でスタートしました。番組中のお2人のお仕事の実際はどのようなものですか?

日下
「美術館へ行こう!」は以前はお昼の情報番組のコーナーの一つとして、生放送でスタジオから展覧会を紹介していましたが、番組改編があり、今は夕方のニュース番組内で紹介をしています。紹介する美術館へ事前に取材に行き、放映当日はその取材録画を流しています。私たちは取材先の美術館選びから美術館との交渉、台本のたたき台や原稿の作成、そして展覧会の紹介を、テレビ局のスタッフと話し合いながら行っています。
中村
放映時間3分半〜4分の短い中で、いかに分かりやすく展覧会の魅力を伝えていくか、言葉の選び方から工夫がとても必要です。最近では、その展覧会にあわせたBGMの企画・制作もさせていただいています。テレビ制作には素人の私たちにも自由にやらせてくださるテレビ局には感謝しています。番組をご覧くださった美術館から、取材してほしいという依頼も来るようになりました。

--「美術検定」で培った知識は、番組内でも活かされていますか?

中村
「美術検定」って出題範囲が広いですよね。検定を受けていなかったら、偏ったジャンルの美術作品しか見ていなかったと思うのです。この番組では幅広くいろいろなジャンルの美術を紹介しようとプログラムを組んでいますので、「美術検定」で学んだことがとても役に立っています。
日下
検定を通し美術を幅広く学んだことで、自分自身美術への興味の視野が広がりました。番組内でもそのように幅広いジャンルの展覧会を紹介していますので、視聴者の方にも飽きずに見ていただけているのではないかと思っています。また、取材時には展示室の照明や著作権などについても話題にのぼるのですが、こうしたことを把握できているのも「美術検定」のおかげですよね。

--今後この番組以外でアートナビゲーターとしての活動予定はありますか?

中村
美術館でのボランティアも続けています。また昨年からは、美術検定の対策講座などを開講している美術アカデミー&スクールで講師をしています。こちらではアートナビゲーター同士で研鑽しあう勉強会も始まりましたので、参加者同士でお互い切磋琢磨していけたらと思っています。
日下
美術館での仕事をしつつ、子ども向けのコンテンツ作りのアドバイザーや、年配の方向けの美術館ツアーガイドも手がける予定です。

--今後のご活躍にますます期待が高まります!本日はありがとうございました。

※「美術館へ行こう!」は、現在『TOKYO MX NEWS』の隔週木曜コーナーとして放映中。 放送終了後も『TOKYO MX NEWS』番組HPからYouTubeを通して過去放映分をご覧いただけます。

場所=美術出版社会議室
取材・文=高橋紀子 「美術検定」事務局
写真提供=TOKYO MXテレビ