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模擬問題 解答

2級 美術史問題例

Q1

YBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスツ)の代表的作家で、
サメのホルマリン漬けを作品として発表したのはだれでしょう。

1デミアン・ハースト
2ジェフ・クーンズ
3ディノス&ジェイク・チャップマン
4シンディ・シャーマン

1.デミアン・ハースト

YBAとは1990年代半ばから台頭してきたイギリスの若手アーティストたちの総称です。しばしば議論や批判の対象となる作品を制作するデミアン・ハーストは、YBAの世界的躍進を牽引した現代美術作家としてその地位を得ています。
Q2

水彩画は絵具を水で溶き、油絵は油で溶きます。では、日本画の絵具は何で溶きますか。

1ゴム
2でんぷん糊
3膠(にかわ)
4

3.膠(にかわ) 

膠(にかわ)は動物・魚の皮や骨などからつくられるゼラチン質の糊で、日本画に使用する絵具には接着力がないため、膠を使って顔料を画面に定着させます。
Q2

美術館などで行われる「ワークショップ」の正しい説明は、次のうちどれでしょう。

  • 美術展の特設会場で、美術品やミュージアムグッズを売る場所。
  • 主に手作業で行う仕事場を指す。仕事や研究などの分野で行う共同研究、造形を含む美術普及教育プログラムの場合もある。
  • 展覧会で解説ガイドによる、作品の説明が受けられる鑑賞ツアーのこと。
  • 美術館や博物館の入り口近くにあり、所蔵品の複製や展覧会カタログ、関連グッズを売る店。

2

ワークショップとは本来工房という意味の言葉ですが、現在では「体験型の講座」を表わす言葉として、美術に限らず幅広い分野で使用されています。

2級 実践問題例

Q1

[A]のプロジェクトは「継続している成功例」と評価されることも多いですが、その理由として最もふさわしいのは以下のどれですか。

2018年には[A]「越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭」が開催された。来年には同じ北川フラム氏のディレクションによる B 、そして「あいちトリエンナーレ」も開催される予定である。
これらは、立ち上げに際しては地方自治体が関与し、3年に1度のトリエンナーレ形式で開催されることが一般的だ。これらの海外での先行例としては、カッセル(ドイツ)で C 開催される「ドクメンタ」や、10年に1度開催される「ミュンスター・スカルプチャー・プロジェクト」がある。

  • 県と開催地の市町村が、プロジェクト成功へ向けて、全職員が一致団結し全力で取り組んだため。
  • 平成の市町村合併を控え、それを念頭に置いた総務省が先頭に立ち、積極的に音頭をとったため。
  • 人口減少に危機感を抱いた地域住民が、積極的にプロジェクト推進に協力したため。
  • ディレクターをはじめとする運営側が、繰り返し地域の集落へ説明に向かい、じょじょに住民の理解と参加を得たため。

2

日本では2000年代以降、恒久的な展示施設以外での廃校、空屋などを利用した展覧会が多く開催されるようになっています。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の成功が牽引約となり、瀬戸内・愛知の芸術祭がそれに続き、短期のうちに全国に同種のイベントが開催されています。これらアートプロジェクトは地域振興が目的に付与されていることが一般的で、その成否は多くの議論を呼び、アートのあり方それ自体の再考を促す重要な動向です。
Q1

次の文章内の[ ]に入る適切な言葉を選択肢から選んでください。

多くの公立の美術館は地方自治体の[A]の所管であり、博物館法により [B]とされている。これは美術館が[C]を強く持った施設であるからであり、その社会的な使命から近年美術館は地域や学校、社会的弱者など普段美術館をあまり利用しない人々に目を向け、さまざまな[D]活動を展開している。そうした場で活躍するボランティアも求められているが、そこでは美術の専門的知識よりも、社会問題に対する自律した意識や[E]が必要とされ、相手の立場を理解して活動を促進できる[F]が求められている。
A 2教育委員会   B 4原則無料   C 6公共性
D 8アウトリーチ   E 3コミュニケーション能力   F 1人材
今日の美術館は観光やレジャーといった多彩な顔も持っていますが、公立美術館に限ると、博物館法の「社会教育法の精神に基づく」活動が基本となった「社会教育施設」であることが第一義です。子供たちに限らず、地域の人々の生涯学習や福祉的な活動、館外も巻き込む地域でのアウトリーチ活動をはじめ、その社会的な役割は拡大しており、美術館の多彩な活動を支える人材が美術館の外からも必要になっています。
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